マインドマップは、言葉だけでなく線や絵などを使って紙の中心から放射状にかいていくノート法
セミナーや講演会、勉強会に行くと白い紙に真ん中にテーマを書いてそこから放射線状に枝が伸びていくという変わったノートのとり方をしている人を見かけることがありませんか?
あれは【マインドマップ】といって40年ほど前に脳と学習についての研究の権威トニー・ブザン氏が考案し、世界中で学生やビジネスマンが使っている手法なのです。
マインドマップのさまざまな使い方
1.学習に・・・ノート、読書記録、作文、論文、講義メモ、試験対策
2.仕事に・・・ミーティング、ブレインストーミング、プレゼンテーション、プランニング
3.家庭で・・・ライフプラン、買い物メモ、行事計画、ダイエット
マインドマップを使うと記憶力、発想力、表現力が飛躍的に高まります。
イギリス国営放送BBCによる公開実験。ロンドン郊外のビーチウッド小学校において、学習困難な6人の児童をトニー・ブザン氏がマインドマップを使って指導。半年間で認識能力が70%向上、言語能力の学習速度は5倍に達した。(ロンドン大学教育研究所の調査)
グアナフアト大学・管理経営学専攻学生143人を対象にした研究。マインドマップ活用により、ブレーンストーミング時の発想量の中央値、発想の出方のスムーズさにおいて約3倍の差が生じた。(オレゴン大学MBA論文)
マインドマップを使うと次のようなプロフィットを得られます。
1. 発想が豊かになる
発想の広がりが目に見えることでアイデアがどんどん湧くようになる。
2. 記憶が良くなる
思考や情報が頭の中で整理され、必要な情報が思い出しやすくなる。
3. 集中力が向上する
仕事をしているときは論理的な脳の力を使っているが、マインドマップを描くことでイメージ的な脳の力も活用できるようになり、脳機能全体が刺激されることで集中力が増す。
4. 問題解決能力がつく
思考や情報をマップ化することで問題となっているポイントを発見し、解決策や行動プランを考えやすくなる。
5. 計画性が身につく
やるべきことをマップ化することで全体像が見渡せるため、優先順位を決めやすくなる。
教育やビジネスの現場で注目され、世界100カ国以上で使われています。
ボーイング、IBM、ナイキ、BMWなどの国際企業、国内ではトヨタ、ソニー、第一三共製薬などでマインドマップ研修が行われています。
世界同時多発テロの911の時にはマンハッタンの電力会社コンエジソンがマインドマップで対策をたて、短時間で復旧に成功しました。
コンエジソン社が911の時に作成したマインドマップ
OECDによる学習到達度調査で常にトップクラスに入るフィンランドでは、マインドマップからヒントを得た「アヤトゥス・カルタ」と呼ばれるメソッドが
国語の授業に導入されています。
フィンランドでのマインドマップとして紹介されている書籍
日本では小学校から大学院まで60校以上がマインドマップ研修を実施し、その成果は日本中に拡がりつつあります。
トップクラスのインストラクター
玉村一郎はこれまで千回以上の講演経験を持つベテランインストラクターです。
玉村インストラクターは2006年11月にインストラクター研修を受けてすぐに前職の副社長の地位を捨て、丸一年にわたって日本におけるマインドマップ事業の立ち上げのためにボランティアで尽力してきました。
インストラクター仲間と毎週手弁当でミーティングを重ね、今の公認講座の仕組みやコンテンツ、インストラクションなどを作り上げてきたのです。その分だけマインドマップ講座に関しては強い思い入れがあります。
2017年11月にはテレビ東京系人気番組『モヤモヤさまぁ~ず』で取材を受けマインドマップ専門家の一人として紹介されるまでになりました。
2017年11月5日『モヤモヤさまぁ~ず2』で
「数少ないマインドマップ専門家の一人」として取材された玉村講師
マインドマップについての講演、研修または執筆、取材等はお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ